アニメ「クジラの子らは砂上に歌う」特別企画
© 梅田阿比(月刊ミステリーポニータ)/「クジラの子らは砂上に歌う」制作委員会
梅田阿比による人気漫画(秋田書店「月刊ミステリーボニータ」連載)を、
監督:イシグロキョウヘイ×アニメ制作:J.C.STAFF の
タッグでアニメ化。
砂刑暦93年――
砂の海に覆われた世界の中、小島のような漂泊船“泥クジラ”の上で暮らす人々がいた。外界との接触がまったく無いこの島の人口は、513人。
感情を源とする超能力“情念動(サイミア)”を有する代わりに短命な“印(シルシ)”と、能力を持たないが長命の“無印(むいん)”という種族からなる彼らは、小さな共同体を形成し穏やかに過ごしていたのである。
島の記録係である“印”のチャクロは、ある日“泥クジラ”に漂着した廃墟船を調査する中で、謎の少女“リコス”と出会う。島の人間にとって、初めてとなる外界の人間との接触。それは、新世界を開く福音なのか―。
“泥クジラ”の記録係であり、何でも記録せずにはいられない
[ハイパーグラフィア]である主人公・チャクロにならって、
書道家・涼風花さんに、アニメ『クジラの子らは砂上に歌う』に
登場する[砂詞]と、[心に刺さるセリフ]を
作品の[記録係]として表現していただきました。
※砂詞(すなことば)…“泥クジラ”の住民たちが詠んだ歌の歌詞のこと。